2019あけましておめでとうございます

2018年も終わり、新たな元号となる2019が始まった。昨年は少し鬱々とした年になってしまったところがある。まぁ大きな事故もしたし致し方ない部分はあるが、色々と空気を読みすぎて周囲に流されて過ごしてしまったように思う。秋口を過ぎ、年末に向かう忙しなさの途上で自分を取り戻すことが出来たような実感はあるが、驚いたことにそのままジョブチェンジの機会を得ることになってしまった。

2019年はやりたいことに没頭できる環境が手に入る見込みも大きく、これで大きく飛躍できないようなら自身の怠慢以外の何でもなくなってしまうかもしれない。

今年の課題は大きく2つ。 1. インプットを増やすこと 1. アウトプットを増やすこと この二点に尽きる。 極めて当たり前のことで代わり映えもないが、書籍の読み込みを増やす。勤務時間が減って休みも増えるのだから、充てられる時間も増える。月間4冊ペースは死守したいところ。 書評も含め、ログを欠かさない。まずはブログベースで構わないから月間70%以上は更新する。自身を振り返ることが不足しすぎているし、年齢とポジションの関係上外部からの率直なフィードバックは期待できなくなりつつあるあるわけだから、少なくとも自身を振り返る仕組みと習慣を早急に構築しなければならない。

悠長にしていたが、あと5日と経たないうちに新年仕事の初日がやってくる。辞意を表明して多少の引き継ぎと、新しい仕事の準備、打ち合わせ。新居を見繕って引っ越しの準備もしなければならない。うかうかしているとまた気付いたら夏、年末ということになってしまいかねない。

自身にとってかつてない充足感のある年にするべく、今年は数字に拘っていくことにする。

事故から半年

事故から間もなく半年。退院して1ヶ月くらいまで経過を書いてから、そのまま放置してしまった。まあ元気な証拠ってことにしておこう。

経過

とりあえず、当初の見通し通り後遺症は軽微ながら残りそうだ。

聴力

やはり耳鳴りが消えず、骨折した方の耳が聞こえにくい。とはいえイヤフォンとかヘッドフォンで音楽は聞こえるし、受話器当てれば聞こえるから話もできる。ただ、無事な方より聞こえる音はやや小さいし、耳鳴りがノイズになって聴こえづらさに拍車をかけてるとこもある。

そんでも人間慣れるもので、そこそこデカい耳鳴りが鳴りっぱなしなのに気にせず寝られるもんである。まあそのへんは個人差があるかも知れない。これはもう少しマシになるかも知れないが完治は難しそうだ。

顔面神経麻痺

傍から見て他人にはわからない程度まで回復した。今はもう飯食ってても麻痺った方の口から漏れてくとかそういうことはない。ただ、寒風に晒されるとテキメンに強ばるし、違和感はまだある。神経が回復してきてるのかわからないけど、麻痺の影響が強い顔面の中心あたりが最近ヒクヒクしてうざい。まったく動かせなかったところだからまだ回復してきているのかも。

鎖骨・肩甲骨まわり

殆ど影響ないレベルまで来たんじゃないだろうか。事故前よりは柔軟性が無いけど、体が硬い人に比べれば可動域は広い、といえるくらいまで回復している。退院から2ヶ月くらいは痛くて真上まで腕を上げられなかったり、損傷側の腕だけではバッグを持ち上げられない感じだったけど、日常生活してるうちに回復してきた。 萎えた筋力も殆ど元通りくらいになったと思う。使い込んでいるうちに完全回復するだろう。傷口が突っ張るようなこともない。

平衡感覚

これもかなりマシになってきたけど、完全回復って感じではない。やっぱり急激に頭を振るとふらつく感じはあるし、日常でふらつくようなこともある。とはいえこれも、傍から見ていてふらついているようには見えないレベルで、スポーツみたいなシビアなシーン以外には差し支えないだろう。逆に言えばスポーツを激しくやるには十分問題があるレベルとも言える。まあそんでも自転車は乗っちゃってんだけど。

と、そんな具合である。 医者にも半年間は毎月1度通うように言われて通ってるが、頭部(耳鼻科)の医者は毎回言うことは一貫して同じで、「治らないかもね。仕方ないっしょ」こればっか。まあ経過観察しないといけないんだろうし、気の利いたこと言ってくれってのも筋違いなんだろうから納得するしか無いけど、毎度判を押したように同じことしか言われないとデジャヴ?もう来る意味なくね?終了で良い?なんて言いたくなるのは心情ってもんだろう。

頭蓋骨骨折、くも膜下出血、鎖骨・肩甲骨骨折等々。くらいの規模の事故だけど、3ヶ月もあれば仕事に戻れて半年もすれば殆ど以前と変わりなく過ごせるようになる。現代医療て凄いよね、ありがてえなあって思う次第。

せっかく拾った命、もっとエクストリームに楽しんでいかねばならんな、と気持ちを引き締めて来年を迎えたいところである(懲りてない)。

G8早くも入院

g8を購入から一週間、休日は晴れ間もなくお写ん歩に繰り出そうにも今ひとつだった。ついに晴れの休日、さてバルコニーから外を眺めれば、富士山もよく見える。撮りに行こう!と富士山をひとつふたつ撮ってみる。

ふうん…なんだかくすんだ色合いになるもんだなあ。超望遠だとそんなもんなのかな?それとも暗いレンズだからだろうか。 もう少し寄ってみよう。 f:id:twaba:20181218081503j:plain

うーん全然美しくない。ってか四隅暗くない?ああ、これが周辺光量落ちってやつか。確か絞らないとこうなっちゃうんだっけ。 600mmでf/5.6じゃ望遠端の開放だもんね。 ギュ〜っとしぼってみよう。どれどれ。おっ、良いんじゃないでしょうか。四隅の色落ちが解消されたじゃん。…ん? なにこれ。 f:id:twaba:20181218081518j:plain

ここ、これはセンサーゴミってやつでは?あわわわわわどうしよう。そうだセンサークリーニングってメニューあったよな。それだ。…うん、まるでだめだ。 ネットでググりながらセンサーゴミについて調べてみる。開放で真っ白な壁とか青空を写すとセンサーゴミはよくわかると。なるほど、撮ってみよう。

めっちゃいるよね。 レンズを外してセンサーを見てみると、肉眼で十分に見える白い点が確認出来る。こいつだ。ブロワーで吹いてもまったく微動だにしない。意を決して綿棒に無水エタノールをつけてセンサーにチョイ…おや?こいつ綿棒で触れられる部分より奥まったトコにいるぞ。撮像素子フィルタと撮像素子の間にゴミが入り込んでるってことじゃん!?どひー。買って一週間だよオイオイ。

とりあえずセンサーゴミについてウェブを一通りググってみるも、避けられないこった、気にすんな。レタッチでいけるとか、ミラーレスはゴミ目立たないようになってるとか、いやそんなことはねえとか、中に入り込んだゴミは初期不良で保証対象だとか保証外でボディ代くらいの修理費用だとか色々な話が見当たるが、どれもメーカーによりけりだとか保証期間によりけりとかそんな感じであまりアテにならない。

Lumixの修理相談にTELしてみる。

「やはり購入から一週間も過ぎておりますので、修理対応となります。費用については状態を拝見しないと何とも。販売店に相談してみては?」

だそうな。一週間もという表現が少し気にかかるし、私達はどうしようもないから販売店にオラついてみれば?ってニュアンスも少し無責任に感じる。まあでも、立場からすればそんなもんかもしれない。TEL越しには保証期間だから無償で直すよ!とも言い切れないだろうし。これは話すだけ無駄だったとわかったので、秋葉原Lumix修理工房に持ち込んでみることにした。

到着。そこいらでパナの保証は最悪だとか色々見て不安ではあるけど、相談してみなければ始まらない。 窓口受付の姉さんは終始丁寧なかんじだ。ボディキャップをあけてセンサーゴミを確認すると、

「エンジニアに確認させてみます」

と奥に消えていった。待つこと数分。

「やはり仰る通りフィルターの奥にゴミが入り込んでいますね。クリーニングで除去することはできませんので、センサーそのものの交換修理となってしまいます。」

( ゚д゚)ひえー想定の最悪の結果が返ってきたぞ。ボディ代なみの修理費用とか言い出すんだろうかと戦々恐々だが、姉さんは何の気なしに話を進める。

「現在部品の在庫がございませんので、部品の到着から修理開始となります。それまでお預かりする形になってしまいますが、よろしいですか?」

はいぃ…と修理費用が気になって生返事である。

「2〜3日で修理完了、発送となるかと思います。また、修理にあたってボディに設定された情報などはすべて初期化されてしまいますので、ご了承いただけましたらサインをお願いします」

と修理受付表を書き込んでいく。おおっ!無償対応にチェックマークを入れてくれた!費用がかからないから費用の話をそもそもしなかったのか、良かった〜。というわけで、買って一週間のG8はガッツリ撮りに行く間もなく入院となってしまったのであった。

工房を出る前に、姉さんに

「こんなに簡単にゴミが入り込んでしまうものなんですか?ぼくはまだまともに使い込んですらいないんですけど」

と聞いてみた。その回答は

「ゴミが入り込みにくい処理はされていますが、ゼロとは言い切れませんね。それに、出荷時点で目視不可な隅っこに入り込んでいたゴミが、撮影時の振動でセンサーの真ん中まで降り来てきてしまう…といったこともございます」

とのことだった。なるほど。今回のケースはまさに後者かも知れない。

ボディを購入したら、まずは開放絞りでセンサーゴミの確認はしておいたほうが良さそう、ということがわかったのだった。

Google Photoの写真をブログに使う方法

ブログサービスのストレージはあんまり大きくないので、高画質な画像をホイホイ上げてると余裕が無くなるかもしれない。 一方でGoogle Photoはオリジナルのサイズでうpしない限りは容量を気にしなくて良い。ということで、出来ればGoogle Photoのリンクを活用してブログに画像を使いたい。

が、普通に共有のリンクを使っただけではまともに表示されないのが問題である。

まずはGoogle DriveからPhotoをたどって、使いたい画像を選ぶ。リンクコピーを生成して、そのリンクのopen以降=までをuc?export=view&id=に書き換える。

するとこんな具合でリンクからの画像表示が可能だ。 テスト

ミラーレス一眼を導入

iPhoneだけじゃ戦えないよ

仕事で広報じみた依頼が増えてきて、妙に写真を撮ることが増えてきた。当初はiPhoneで十分戦えるな、と思っていたのだが、段々とそうも言ってられなくなってきたのである。

アプリで補えば、確かにiPhoneでも十分戦えるのは事実だと思う。でもそれはシチュエーションとウデが伴えばの話であって、スマホ持ってれば素人でもそこそこ良いのが撮れて仕事でもそれなりに使えるよ!という話ではない。

社内セレモニーなんかで写真を撮るように言われて実際に撮って痛感したのは、

  • シャッター音が消せないのは思った以上に問題
  • 撮られる用意が無いモデルのポートレートには使いものにならない

この2点。

大前提として、素人がまっとうな写真をある程度残そうと思ったら、ショット数が増える。これは一眼使おうがスマートフォンだろうがなんでも同じだと思う。経験がないから撮った写真が使い物になるかわからないので、出来る限り保険をかけて何ショットも撮ることになる。そうすると、まずシャッター音が消せない(画質を犠牲にすれば消音アプリも使えなくは無いけれど)ので静まり返った会場で何度もカシャーッと間抜けな音を連発することになる。一眼やミラーレスのメカシャッターも当然無音では無いわけだけど、物理的にシャッターが落ちる音なので控えめにパチッと聞こえる程度だ。電子シャッターモードを使えば極めて静か、または無音にすることが可能である。そこにくるとスマートフォンのカメラシャッターは盗撮防止と言われるだけあってド派手にカシャーッ!と鳴ってくれる。こいつは正直ひどい。

ポートレート写真はスマートフォンに搭載されてる超広角レンズだと、被写界深度が深すぎて背景までくっきり写ってしまう。最近複眼レンズ搭載スマートフォンのお蔭でなんちゃってポートレートモードが実現されてるから、背景ボケを要求されることも増えてきた。最新機種やフラグシップモデルはともかく、廉価版やコンパクトモデルのシングルレンズでは超至近(っていうか最短撮影距離)まで寄らないと背景ボケを求めるのは難しい。ぼくが持ってるiPhone8なんて最短撮影距離8cmだよ。顔の数cmまで寄られて嫌に思わない被写体なんてそうはいない。しかもそれで張り付いて何ショットもバチバチと撮られたら不快に思う人も多いだろう。

そういうわけで、

  • ある程度の距離からショット可能
  • シャッター音は無音かかなり控えめ

この2点を備えて、画質も最低限確保したい、となるとスマートフォンは余裕で圏外、ということになってしまったのだった。無念。

お金が無いからフルサイズの一眼とかは考えられないし、せっかく撮影環境を少し真面目に、且つカジュアルに私生活でも使えるように…というならミラーレスかハイエンドコンデジ、というところで悩んで、やはりレンズ交換のアドバンテージからミラーレスをチョイスした。

最終的に選んだのはコレ。PanasonicDMC-GX7MK2。 panasonic.jp 発売から2年以上が経過してるし、型落ち感は否めないけど、レビューを見るに素人には十分そうだ。 重視したのは電子シャッター使用時完全無音になるトコロと、ティルト液晶。社内行事で多用することになるので、音が出せないケースは多い。場合によっては完全無音が求められることもあるかも知れない(そこまで言われたら知るかよって言っても良いんだけど)。ある程度のローポジションから撮りたいとき、しゃがみこんだり這いつくばれればいいけど、サッと済ませたいケースもある。そういうときにティルト液晶なら自身の姿勢は殆ど変えずにローポジションからの被写体を確認出来る。バリアングルならなお良かったけど、探した限りで予算と用途にあったものは無かった。

事故りますた。(ノ∀`)アチャー

チャリ(ロードバイク)で事故りますたんで、今後お仲間になる方(縁起でもない)に向けて備忘録でも残しておこうと思う。あと、まだ事故ってないしこれからも事故る予定は無いよ、ってライダーにも笑い話のネタにでも目を通しておいて貰ったらいいなーと思う。

とりあえず入院中の事については、入院11日目あたりから記録をつけ始めたので事故当日からそこまでの記録が無い。そのへんはこのエントリで補完しておこうと思う。

  • 事故直後
  • やっぱり手術しなきゃだったわw
  • 術後〜入院11日目まで
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退院(入院から24日目)

ついに退院である。クソ不味い朝食は薬飲むのに少しだけ口にして、あとはとにかく荷造り。片っ端からTimbuk2のダッフルに詰め込んで、8:30を待ってスタッフステーションへ。会計のために総合受付に行くが、散々待たされたあげくリハビリが終わってから会計するように言われてダッフルバッグを担いでリハビリ室へ行く。そもそもリハビリ含めて退院時どうするか聞いてんのに正しい指示が無いのはまったくイケてないなーと思いつつ、退院までの決定プロセスがスタッフからすれば「急すぎるだろボケ」ってのもあるのかもしれない(なんせ前日消灯直前に退院が決まってるわけだけど、流石にぼくでも急なことだとわかる)。

ともかくリハビリへ。作業療法士さんから右腕揉んだり動かしたりしてもらう。自発で右腕はマジで動かすなと散々言われる。理学療法士さんは時間ないから汗かくのはやめておこうってことで、一番の楽しみだったバイクはお預けになった。言語療法士さんのIQテストの残りを片づける。120〜130くらい?になったんだかなんだか。言語野だかが結構よく、暗算は苦手(まさに平均値)な感じらしい。自覚としてもそんなもんかなって気はする。そしてこの手のテストは、そのためのトレーニング積んだら数値は普通に上がりそうな気もする。

終わって会計。7月分は12万弱で、トータル21万前後(高額医療費限度認定証適用済み)。

タクシーを使って自宅まで。4000円くらい。

自宅に着いて、昼飯は冷凍パスタと病院で買っていたカレーパン。美味いが、食いづらい…。味覚もまだ回復しきってないので食ってると不快感もある。

昼飯食ってから昼寝。3時間程度、ガッツリ寝た。やっぱりパーソナルスペースでは大分リラックスできるようだ。

起きてから退院したことをある程度連絡回して、晩飯の買い出し。外が暑いのはもちろん、平衡感覚が薄れているストレスと、利き腕が使えないのもあって買い出しも一苦労だった。

とはいえ自宅で好きな時間に好きに食える自由、いつでも頭が洗える自由を満喫する。

あとはツールのアルプス三連戦二日目を楽しんで、日が変わる。

体や感覚は全然回復してないが、ストレスから開放された感がすごい。何日か過ごしてどうなっていくだろうか。

帰ってきて早速チェックしたヘルメットは血まみれで、クラックもいくつか入っていた。右側頭部にかなりデカいダメージを負ったわけだが、やはりメットも右側頭部にダメージが集中している。改めて被っていなかったら命の心配まで行っていたかもしれないな、という思いを強めた。今回の事故はなんてことないところで起きているだけに、やはりちょっとした移動であってもメットがあるに越したことは無いのだ、という事実。