事故から半年

事故から間もなく半年。退院して1ヶ月くらいまで経過を書いてから、そのまま放置してしまった。まあ元気な証拠ってことにしておこう。

経過

とりあえず、当初の見通し通り後遺症は軽微ながら残りそうだ。

聴力

やはり耳鳴りが消えず、骨折した方の耳が聞こえにくい。とはいえイヤフォンとかヘッドフォンで音楽は聞こえるし、受話器当てれば聞こえるから話もできる。ただ、無事な方より聞こえる音はやや小さいし、耳鳴りがノイズになって聴こえづらさに拍車をかけてるとこもある。

そんでも人間慣れるもので、そこそこデカい耳鳴りが鳴りっぱなしなのに気にせず寝られるもんである。まあそのへんは個人差があるかも知れない。これはもう少しマシになるかも知れないが完治は難しそうだ。

顔面神経麻痺

傍から見て他人にはわからない程度まで回復した。今はもう飯食ってても麻痺った方の口から漏れてくとかそういうことはない。ただ、寒風に晒されるとテキメンに強ばるし、違和感はまだある。神経が回復してきてるのかわからないけど、麻痺の影響が強い顔面の中心あたりが最近ヒクヒクしてうざい。まったく動かせなかったところだからまだ回復してきているのかも。

鎖骨・肩甲骨まわり

殆ど影響ないレベルまで来たんじゃないだろうか。事故前よりは柔軟性が無いけど、体が硬い人に比べれば可動域は広い、といえるくらいまで回復している。退院から2ヶ月くらいは痛くて真上まで腕を上げられなかったり、損傷側の腕だけではバッグを持ち上げられない感じだったけど、日常生活してるうちに回復してきた。 萎えた筋力も殆ど元通りくらいになったと思う。使い込んでいるうちに完全回復するだろう。傷口が突っ張るようなこともない。

平衡感覚

これもかなりマシになってきたけど、完全回復って感じではない。やっぱり急激に頭を振るとふらつく感じはあるし、日常でふらつくようなこともある。とはいえこれも、傍から見ていてふらついているようには見えないレベルで、スポーツみたいなシビアなシーン以外には差し支えないだろう。逆に言えばスポーツを激しくやるには十分問題があるレベルとも言える。まあそんでも自転車は乗っちゃってんだけど。

と、そんな具合である。 医者にも半年間は毎月1度通うように言われて通ってるが、頭部(耳鼻科)の医者は毎回言うことは一貫して同じで、「治らないかもね。仕方ないっしょ」こればっか。まあ経過観察しないといけないんだろうし、気の利いたこと言ってくれってのも筋違いなんだろうから納得するしか無いけど、毎度判を押したように同じことしか言われないとデジャヴ?もう来る意味なくね?終了で良い?なんて言いたくなるのは心情ってもんだろう。

頭蓋骨骨折、くも膜下出血、鎖骨・肩甲骨骨折等々。くらいの規模の事故だけど、3ヶ月もあれば仕事に戻れて半年もすれば殆ど以前と変わりなく過ごせるようになる。現代医療て凄いよね、ありがてえなあって思う次第。

せっかく拾った命、もっとエクストリームに楽しんでいかねばならんな、と気持ちを引き締めて来年を迎えたいところである(懲りてない)。